GC-MS使い方講習

パソ付きGCMS

今日は朝から夕方までぶっ続けで機械の操作説明を受けた。狭い部屋に10数人が横並びになり、1人が説明。はっきり言って無理がある。説明していた担当の方はかなりがんばっていたんだけど。私は端から機械を覗くような形で説明を聞いたのだが、自分の位置からでは操作に使うコンピュータの画面がほとんど見えなかった。

そう、今回入った機械はほとんどの操作を、接続してあるコンピュータから行うことができるのだ。今までGC機の本体にある操作ボタンをペシペシ押していたのとは隔世の感がある(1年ぐらいしかやったことないけど)。そんなわけで説明はコンピュータの操作方法を中心に行われた。MSの真空状態*1の確認や、メソッドの作成*2、データの解析、そして結果のプリンタ出力などである。特に、データの解析部は画面を見ながら自分で操作しなければなかなか理解しづらい。今回は仕方ないので、また後からマニュアルをじっくり読んで勉強しよう。


と思ったのだが、ソフトのバージョンが新しすぎるためか、日本語版はおろか英語版すらマニュアルがないらしい…。共用で使用する機械のマニュアル、大部分は自分が作らなければならなそうだが、今回の記憶でどこまでいけることやら。分析作業より忙しそうな予感…。

*1:検出に使用する部分は真空状態を保つ必要がある。各部分の温度設定が一目で分かる

*2:基本の温度設定条件を記録して何回も使える。これまではGC機本体に設定を覚えさせるプログラムは使えたものの、使いにくかった。